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Googleのプロダクトマネージャー育成プログラム

Googleには新卒採用した社員をプロダクトマネージャーに育て上げる教育プログラムがある。

Associate Product Manager Program – Build your future with Google

Googleが創業間もない頃、優秀なPMを採用しようとしたがうまく行かず、「中途採用できないなら自分たちで育成しよう」ということでマリッサ・メイヤー氏が始めたプログラムだ。

下記の記事でAPMプログラムの概要が説明されている

Marissa Mayer Has a Secret Weapon | WIRED

  • APMプログラムはGoogleのコアバリューの一つであり、APMは将来のCEO候補
  • 2000年代からAPMプログラムを開始し、300人以上がプログラムを卒業している(注:2012年当時)
  • マリッサ・メイヤー自身がAPMのメンターとロールモデルの役割を担っていた
  • コンピューターサイエンス専攻の新卒を採用し、18ヶ月の実際のプロジェクトで働かせ、コミュニケーションスキルやビジネスセンスを身に付けさせる。
  • APMは非常に大きな責任を負わされる。例えばあるAPMはのちのGmailとなるプロダクトを任せられた
  • プロダクト以外にも、経営会議の議事録係や野心的な新規プロダクトのホワイトペーパー執筆などのトップ・マネジメントレベルの仕事を与えられた

下記のQuoraの回答によると、APM出身者は後にGoogleの中で要職についたり、ベンチャーキャピタルのパートナー、スタートアップのCEO、などになって活躍しているようだ。

Why is the Google APM program so prestigious? - Quora

下記の記事ではAPMプログラムについてメイヤー氏自身が語っている。

Masters of Scale — hosted by Reid Hoffman

会社が急成長するなかでGoogleに足りないものがPMと言われる役割だと気づいたこと、エンジニアとしてGoogleに入社していくつもの修羅場をくぐり抜けてプロダクトマネージャーとなった自身の経験をもとにAPMプログラムを作ったこと、APM同士の「横のつながり」によって問題解決が行われていること、などが語られている。有料記事だがNewspicksで全文の日本語訳が読める。

【マリッサ・メイヤー】多才な若者は1年で異動させる

PMの採用や育成に関わる人には一読をお勧めする。

2019-08-06
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